下北沢に「はらドーナッツ」-神戸の老舗豆腐店が開業、おからや豆乳使う

「はらドーナッツ」のショーケース。「あっさりして食べやすいと好評です」(岡井さん)

「はらドーナッツ」のショーケース。「あっさりして食べやすいと好評です」(岡井さん)

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 下北沢北口に11月17日、「はらドーナッツ 下北沢店」(世田谷区北沢3、TEL 03-6416-8280 ※TELは11/14~)がオープンする。

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 「はらドーナッツ」は1968年から神戸市湊川で営業を続ける老舗「原とうふ店」が運営。今年5月、神戸に本店をオープンし、その後、阿佐ヶ谷、吉祥寺など関東にも展開。下北沢店は4店舗目となる。下北沢への出店を決めた理由について、代表の岡井健さんは「若い人が多いのはもちろん、住宅街が多く、商店街の温かい雰囲気が気に入ったから」と話す。

 同店で販売するドーナツは、「おいしく、健康で、安心して食べていただける」(岡井さん)がコンセプト。防腐剤や保存剤を使用せず、毎日、すべてのドーナツを店内で手作りしている。砂糖を控え、「原とうふ店」のおからや豆乳を使用。国産大豆の甘みと風味が生きた「ヘルシーな仕上がり」になっている。

 店舗面積は約8坪。白を基調とした内装で、壁にはドーナツのイラストを描く。ドーナツは季節限定のものもあり、年間で約30種類が店頭に並ぶ。ウィンドーに並ぶのは常時10種類前後。一番人気はプレーンの「はらドーナツ」(120円)。オーガニックチョコを使用した「チョコ」(130円)や天然香料特別栽培の茶葉を使用した「紅茶」(130円)も人気があるという。神戸本店では1日1,000個、阿佐ヶ谷や吉祥寺店では2,000個を売り上げる。夕方には売り切れる日も。

 岡井さんは「ドーナツブームは意識していない。日常のおやつとして、安心できるドーナツを広めていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。売り切れ次第終了。

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