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下北沢に着物店「たんす屋」-系列店を拡張、ターゲット層広げる

夏物の小紋を広げる店長の横山さん

夏物の小紋を広げる店長の横山さん

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 下北沢北口に7月1日、リサイクル着物店「たんす屋 下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3469-5291)がオープンした。

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 店舗面積は12坪。主に着物や帯のリサイクル品と、着物用の小物を販売する。「たんす屋」は1999年に千葉県の船橋市に1号店をオープン。現在、全国に130店舗を展開し、今年で15周年を迎える。下北沢にはこれまで同店の系列店だった若者向けの浴衣・着物専門店「TOKYO135゜」を出店していたが、より幅広い客層に販売するために店舗面積を倍近くに広げて「たんす屋」をオープンすることになった。8月までは2店舗で浴衣や着物を販売するが、9月からは同店に完全移転する。

 同店では、各店舗の店長が本部(東京都江戸川区)から直接着物や浴衣を仕入れるため、店舗ごとに品ぞろえが異なるのが特徴。下北沢店の店長である横山英子さんは「リサイクル品でも柄や質にこだわり、生地がしっかりしているものを入荷しているので、ぜひ手にとってもらいたい。昭和30年頃の着物は日本製の生糸で作られていることが多いので、丈夫で質の良いものが多い。今の時代に合うように袖丈のサイズ感を調整したリメーク物も数多く仕入れている」と話す。

 価格帯は、浴衣=3,000円~1万8,000円、着物は小紋で1万~3万円、訪問着は3万~6万円、帯は8千円~3万円など。オプションとして着付け(浴衣1,080円、着物2,160円)も行っており、購入後にその場で着付けをしてもらうこともできる。反物を持参すればオーダーメードの着物を作ることもできるほか、着物や浴衣のクリーニングサービスを行っている(他店で購入したものでも可)。

 「全国の店舗ともつながっているので、欲しいデザインやサイズがなかったら気軽に声をかけてほしい。安くて上質な着物をお渡しできるように努めたい」と横山さん。

 営業時間は11時~20時。

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