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下北沢でパン作り合コン-周辺飲食店の常連客が多数参加

お酒を飲みながらパンづくりを楽しめる

お酒を飲みながらパンづくりを楽しめる

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 下北沢北口のカフェ「しもきたふぁーむ」(世田谷区北沢2、TEL 03-5790-9917)で10月25日、同店主催のパン作り合コンが開かれた。 

おいしそうな出来たてパンを持つ参加者

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 同店で自家製のパンを販売していたところ、常連客から「パン作り合コンを企画してほしい」とリクエストがあり、4月ごろから開催し始めた。下北沢の活性化を図るために周辺飲食店に声を掛け、常連客を中心に半年で約20回開いている。

 取材日は、ワインバル「Shimokita Komorebi(シモキタコモレビ)」と、飲食もできる生花店「FLOWER BAR GARDENA(フラワーバーガーデナ)」(以上、北沢2)の常連客が参加。最初にくじ引きで席を決め、ワインなどを飲みながらパン作りを行う。パンは3種類作ることができ、この日はバンズ、カンパーニュ、チョコベーグルだった。作ったパンはシェフが作った料理と一緒にその場で食べる。参加者は「自分で作ったできたてのパンを、その場で食べられるのはうれしい。料理もパンに合うものが多い」と話していた。

 通常営業時は「自家製麹の豚のしょうが焼き」「大根おろしのせ和風ハンバーグ」などのメーンメニューに自家製甘麹、日替わりの小鉢、和歌山県の契約農家から取り寄せた白米または穀米、みそ汁、サービスドリンクを付けたセット(1,000円)、和歌山県北山村で採れるかんきつ類「じゃばら」を使った「じゃばらベイクドチーズケーキ」(800円)、インドネシア産の「トラジャコーヒー」(400円)などを提供。自家製パンはテークアウトのみで販売している。

 オーナーの森田洋輔さんは「パン作り合コンは近隣の飲食店に声を掛けて人数が集まり次第、開くようにしている。知り合い同士でつながっていくのが面白いが、今後は常連客でない人にも参加してもらって下北沢を好きになってもらいたい。自宅でも作れるようにレシピも渡しているので、ぜひ挑戦してほしい」と話す。

 営業時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。火曜・水曜定休。パン作り合コンは4,000円(ドリンク代別)で、ホームページの「お問合せ」から参加申し込みができる。人数がそろい次第開催。

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