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下北沢にオーストラリアスタイルのカフェ 本場「メルボルンの味」を下北で

左からサイモンさん、クリスタルさん、サトミさん、アレックスさん

左からサイモンさん、クリスタルさん、サトミさん、アレックスさん

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 下北沢に1月23日、カフェ「FRANKIE(フランキー)」(世田谷区北沢2)がオープンした。

本場メルボルンの味のコーヒーと料理

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 バリスタでオーストラリア・メルボルン出身のアレックスさんと、香港出身のクリスタルさん、日本人のサトミさんが3人で共同経営し、本場「メルボルンの味」を提供する同店。

 アレックスさんとクリスタルさんは8年前、ワーキングホリデーで来日した際にサトミさんと出会い、3人はその後、メルボルンで再会した。「日本には、メルボルンで飲めるようなコーヒーや軽食を食べられる場所が少なかったので、自分たちで本場の味を日本へ持ち帰ろうと思った」とサトミさん。「メルボルンはヨーロッパの影響を強く受けており、カフェ文化も発達している。コーヒーの味には敏感だし、朝食をカフェで済ます人が多いほど、カフェは生活の中に溶け込んでいる」と話す。

「メルボルンは、何でもDIYする習慣がある」とも。8人掛けのテーブル席とスタンディングテーブルや内装は、デザインから細部に至るまで、すべて手作りで仕上げた。

 ブラジル・スマトラ・コロンビア・グアテマラの豆をブレンドしたコーヒーは、バリスタのアレックスさんと兄のサイモンさんが、エスプレッソマシンを使って1杯ずつ丁寧に入れる。「グラインドや温度、圧力、一つひとつにこだわって、いつも同じ最高の味を出せるようにしている」とサイモンさん。

 メニューは、オーストラリアやニュージーランドでもっともポピュラーというコーヒー「フラットホワイト」(432円)のほか、ブラックエスプレッソコーヒー(432円)、紅茶(432円)、スチームミルクとフォームミルクを温めた子ども用の「ベイビーチーノ」(324円)など。ドリンクには追加料金で、エスプレッソを加える「エクストラショット」(64円)や、ミルクを「豆乳」(54円)や「アーモンドミルク」(75円)に変更するなど、好みの味にカスタマイズすることもできる。

 フードメニューはすべて手づくりで、「バナナブレッド」(453円)、「ヘッジホッグスライス」(421円)、「12時間煮込んだポークのブリオッシュサンド」(1個=475円、3個=1,026円)、「チキンアボカド」(ハーフ=626円、ホール=1,058円)などをそろえる。スイーツは、コーヒーと一緒に注文すると50円引きになる。

「下北沢はいろいろな文化が混ざった面白い街。当店のメルボルン雰囲気が、下北沢の雰囲気に溶け込んで、下北沢の方に気に入っていただけたらうれしい」とクリスタルさん。

 営業時間は11時~20時。月曜定休。

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