下北沢で27歳元バーテンダーがショットバー-「たまり場を目指したい」

「バー・シャム」の外観。外観のペンキ塗りもすべて、オーナー・久保川寛和さんとバーテン仲間たちの手作業によるもの。

「バー・シャム」の外観。外観のペンキ塗りもすべて、オーナー・久保川寛和さんとバーテン仲間たちの手作業によるもの。

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 下北沢北口の駅前市場内に4月6日、ショットバー「bar Sham(バー・シャム)」(世田谷区北沢2、TEL 080-3152-1824)がオープンした。

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 店舗は2階建てで、総面積は10坪。1階はすべてカウンター席、2階にはソファ席と座敷の個室を2室用意する。内装は白を基調。壁のペンキ塗りから椅子やテーブルまで、すべてオーナーの久保川寛和さんとバーテンダーの仲間が手作りした。もともと赤色だった壁を白に塗り直す作業は3日間かかったという。久保川さんが好きなレッド・ホット・チリ・ペッパーズにちなみ、「西海岸風」を意識したという。

 27歳の久保川さんはこれまでバーやクラブでバーテンダーとして働いてきたが、自分の店を持つのは今回が初めて。「お世話になった先輩から言われた『やりたいことは若いうちにやっておいた方がいい』という言葉に背中を押されてオープンを決めた」と話す。店名は、「猫の中でもおしゃれで、遊び心を持っているイメージがあるシャム猫にちなんだ」という。

 ドリンクは、カクテル(600円~)、焼酎(500円~)のほか、バーボンウィスキーの「エライジャ・クレイグ」(700円)、「メーカーズマーク」(800円)など。「スイートチリポテト」(700円)、「シャムオリジナルサラダ」(700円)、「サラミとアンチョビのピザ」(800円)などのフードメニューも提供する。久保川さんの「おすすめカクテル」は、ウォッカベースの「初恋」(800円)だという。「初恋」はまだメニューに載っていないが、注文は可能。客層は20代後半の女性が多いという。

 久保川さんは「真夜中に店内で、ひそひそと楽しい悪だくみをしてもらえるような『たまり場』を目指したい」と意欲を見せる。

 営業時間は19時~3時。2階スペースは貸し切りも可能。

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