青山で31年間営業のパティスリーが下北沢に移転-「下北ロール」も

「シャンドン」の新メニュー、「下北ロール」(1,200円)

「シャンドン」の新メニュー、「下北ロール」(1,200円)

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 下北沢西口に5月8日、パティスリー「Chandon(シャンドン)」(世田谷区北沢3、TEL 03-5454-3985)が移転オープンした。

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 同店は、フランスで菓子作りを学んだパティシエの清水純さんが、1977年に東京・青山にオープン。31年営業を続けたが、テナントとして使用していたビルの改修工事をきっかけに、昨年9月から休業していた。今回の移転オープンを機に、オーナーを清水さんの長女、歩(あゆみ)さんに交代。移転先に下北沢を選んだ理由について、歩さんは「下北沢は若者が多いイメージがあり、今までのお客様とは違うターゲットとなる不安もあったが、もともと大好きな街だったので」と話す。

 店舗面積は21坪。店内は木目を基調に、白・黒・茶をメーンカラーにした。テラス席を含めて25席を設け、洋菓子意外にも、オムレツなどの軽食(600円~)、フレッシュジュースなどのソフトドリンク(500円~)を提供する。

 同店の菓子はすべて無添加で、保存料を使わない。歩さんによれば、スフレ生地を三層に重ね、店内でひいたアーモンドをコーティングした「シャンドン」(420円)、アーモンドクッキーの間にガナッシュクリームをはさんだ「マビヨン」(210円)などが特に人気だという。新メニューのロールケーキ「下北ロール」(1,200円)は、「アーモンドをふんだんに練りこんだしっとりした生地と、あっさりとした軽い生クリームを使用しているのが特徴」(歩さん)。

 「下北沢はもともと大好きな街。人間味にあふれて温かい街だと思う。当店も、下北沢の雰囲気になじんでいければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~20時。火曜定休。

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