マガジンハウスのアート・ディレクションで活躍-世田谷で「堀内誠一」展

「アンアン」第6号表紙、1970年(写真:立木三朗、平凡出版)

「アンアン」第6号表紙、1970年(写真:立木三朗、平凡出版)

  • 0

  •  

 デザイナー・絵本作家の堀内誠一氏の展覧会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと展」が7月4日より、芦花公園南口の世田谷文学館(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で開催される。

[広告]

 堀内氏は1932(昭和7年)、東京生まれ。「アンアン」「ポパイ」「ブルータス」など多くの雑誌のアート・ディレクションやロゴデザインを手がけ、戦後日本を代表するエディトリアル・デザイナーとして活躍した。絵本作家としても活動し、「くろうまブランキー」(1958年)、「ぐるんぱのようちえん」(1966年)などの著作がある。1987(昭和62)年没。

 同展では幼少期から晩年に至るまでの足跡をたどり、「旅」「絵本」「デザイン」の3つの領域にわたる創作活動の全容を約200点の作品・資料で紹介する。同館担当者は「『目でものごとを知るなら、それは苦痛ではなく、喜びである』と語った視覚の編集者・堀内誠一の世界をどうぞお楽しみください」と話す。

 期間中、ゲストを招きトークイベントも開催する。ゲストは仏文学者・巌谷國士さん(7月11日)、絵本画家・スズキコージさんと絵本編集者・土井章史さん(8月8日)、ブックディレクター・幅允孝さん(同29日)。

 開館時間は10時~18時。月曜(7月20日、8月31日は開館)、7月21日、8月30日は休館。入場料は一般700円ほか。9月6日まで。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース