世田谷代田にプリントマグ専門店-「ファイヤーキング」多数そろえる

店内に並ぶマグだけでも約500点はあるという

店内に並ぶマグだけでも約500点はあるという

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 世田谷代田にプリントマグカップの店「PYRO(パイロ)」(代田1、TEL 03-6751-3993)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 同店は、1940~1970年代のアメリカで製造されたガラス製マグカップ専門店。当時の企業広告がプリントされた「アドバタイジングマグ」を中心に、約1,000点を取りそろえる。半透明の色を持つミルクグラスを使用していることや、ぽってりとした形、豊富なデザインバリエーションが特徴で、アメリカのみならず日本でも収集する人が多いという。

 オーナーの鈴木透さんは下北沢の洋品店で20年間の勤務していた経験を持つ。プリントマグとの出会いはフリーマーケット。「60年代から70年代アメリカの、ちょっとダサいようなデザインが魅力。たくさん仕入れて多くの人に見てもらいたいと考え、店を開くことを決めた」(鈴木さん)。今年1月にインターネットでの販売を開始し、6月14日に同店を開いた。

 取り扱うブランドは「ファイヤーキング」「グラスベイク」「フェデラル」など。なかでも「ファイヤーキング」は人気が高く、価格は数千円から数万円まで。プリントマグと無地のマグの取扱比率は8対2。古着やアンティーク商品を扱う業者から仕入れている。オープンして間もないが、若者だけでなく、散歩途中の年配客の来店もあるという。

 鈴木さんは「プリントマグだけを扱う専門店は珍しいと思う。これからはもっとマイナーなマグを仕入れてみたい」と意気込みをみせる。

 営業時間は12時~20時。

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