下北沢で倉橋ヨエコさんファンライブ-引退後もファン増え続け、イベント企画

同イベントのフライヤー。イベント名の「喫茶ボッサ」は、倉橋さんの楽曲から

同イベントのフライヤー。イベント名の「喫茶ボッサ」は、倉橋さんの楽曲から

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 下北沢南口のカフェ&ライブスペース「mona records(モナレコード)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5787-3326)で12月30日、倉橋ヨエコさんのファンライブイベント「喫茶ボッサ vol.1」が開催される。

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 倉橋ヨエコさんは1976年生まれ、愛知県出身のシンガーソングライター。武蔵野音楽大学卒業後、2000年にミニアルバム「礼」でデビュー。ジャズと歌謡を合わせた独特の音楽スタイルで活躍し、アルバム「ただいま」やシングル「損と嘘」など計14作品をリリースした。2008年に「“廃業”宣言」を発表し、ラストアルバム「解体ピアノ」を発売。同年7月、全国ツアーの最終日をもって引退した。現役時代には下北沢を中心に活動をしており、440(フォーフォーティ・代沢5)やモナレコードなどでライブを行っていた。

 同イベントは、倉橋さんのファンらが有志で企画したライブイベント。ソーシャルネットワーキングサイト「mixi」のコミュニティやファンのブログ上で全国から参加メンバーが集まり、開催を実現させた。これまでオフ会などでファン同士が集まることはあったが、公の場でイベントを行うのは初めて。企画が生まれたきっかけについて、中心メンバーの若生めぐみさんは「引退から1年が過ぎたが、いまだに倉橋さんの音楽を愛するファンが増えている。少しでも彼女の音楽性の素晴らしさを共有できればと思った」と話す。

 当日は倉橋さんの楽曲と映像を流すほか、倉橋さんが描いたライブのフライヤーやCDジャケット、Tシャツなどのグッズを展示する。ステージに鍵盤楽器と和服を着せたマネキンを置き、後ろのスクリーンにライブ映像やプロモーションビデオが写る仕掛けで、倉橋さんのステージを再現したという。DJは若生さんと、Perfumeのコピーユニット「風と健康の会」元メンバーのsoekoさん。カフェメニューは、倉橋さんの好きな食べ物や飲み物を提供する。ケーキやまんじゅう、メロンパンなど名古屋から取り寄せた。

 若生さんは「予約不要なので、お茶でも飲みがてら、お気軽に遊びにいらしてください。昭和レトロが好きな方も必見です」と話す。

 イベントの開催時間は11時~14時30分。チャージ料は500円。

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