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下北沢の居酒屋「庄や」、「大庄水産」へ業態変更-ランチ営業も

下北沢駅の踏切前にある同店。この日は、踏切待ちの人が同店のランチメニューを見て入っていく姿が目立った

下北沢駅の踏切前にある同店。この日は、踏切待ちの人が同店のランチメニューを見て入っていく姿が目立った

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 下北沢北口の大衆割烹居酒屋「庄や」が10月1日、海鮮居酒屋「大庄水産 下北沢北口店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3485-7991)としてリニューアルオープンした。 

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 運営は、全国に居酒屋やカラオケ店などを展開する「大庄」(品川区)。「大庄水産」は同社が所有する網元や、グループ会社が運営する仲卸会社を通じて仕入れた、その日に取れた魚介類を提供する業態で、同店で通算7店舗目。同業態の下北沢進出について、店長の鈴木昌英さんは「『大庄水産』は地元密着型の営業を目指しており、これまでは郊外を中心に展開してきた。下北沢への出店は、これまでのコンセプトに加え、都心近郊の客層の反応をリサーチする目的とした一面もある」と話す。

 リニューアルについては「前店営業時は、遠方から来る若者が多いこと、店舗が駅近なので地元の年配客の活動範囲から遠いことなど、ターゲットを絞りにくい状況だった。業態変更後は、より地域との密着を目指す」という。「30~40代や、それ以上の年配客」をターゲットに据える。

 店舗面積は80坪。席数は124席。2階建てで、リニューアルにあたって主に1階を中心に改装した。個室中心だった店内は壁をすべて取り払い水槽などを設置。「スタッフやお客さん同士がコミュニケーションを取りやすくなるような、オープンな空間を目指した。店の入り口は店内が見えやすいようリフォームし、店頭に店内スタッフの顔写真を張り出すことでより安心して入ってもらえるよう工夫した」(鈴木さん)。

 メーンは魚介類を中心とした海鮮料理。メニューは、細巻きのシャリにウニやイクラ、サーモンなど7種類のネタを散らした「ぶっかけすし こぼれ盛り」(1,260円)、客の目の前で焼いて提供する「活ホッキ貝の浜焼き」(523円)、マグロやハマチをはじめ、日替わりの「大庄水産びっくり特売 八点盛り」(1,764円)など。ドリンクは「サントリーモルツ」(450円~)、「ジンジャーハイボール」(450円)、「マッコリ」(330円)など。客単価は3,000円前後。

 営業時間は11時~23時(ランチ営業は17時まで)。ランチでは、ネタが日替わりの「海鮮チラシ」(500円)や「刺し身定食」(980円)などメニューを用意する。「ご飯とみそ汁はおかわりし放題」

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