下北沢南口に11月6日、定食も提供する居酒屋「山角（さんかく）」（世田谷区北沢2、TEL 03-6407-9032）がオープンした。

青い壁紙が印象的な同店の内装

　店舗面積は11.5坪。カウンター10席、テーブル14席。オーナーの平井さんは、もともと有楽町の居酒屋で勤務していた。35歳を迎えた今年、「将来について漠然とした不安が募った」と言い、年齢や身の丈に合った働き方をするために自立を決意。元同僚で同年生まれの女性2人を誘ってオープンにこぎ着けた。

　メニューは、「あじフライ」（650円）、「とり空揚げ」（500円）、「サンマの塩焼き」（420円）。おかず類は全て「ご飯、みそ汁、おしんこ」（200円）をセットにして定食にできる。ドリンクは、「黒ラベル生」（500円）、「ジンジャーハイボール」（550円）、「ソフトドリンク各種」（300円）。ゆくゆくはランチメニューも提供する予定。

　下北沢にオープンした理由は「身の丈に合う街だと感じた」から。「高年齢層のサラリーマンが多かった有楽町とは違い、下北沢は年齢層も職種も幅広い。独特な雰囲気を持ったお客さんが多く、画一的ではないのも魅力」とも。今後については、「どんな街にも一軒はある庶民的な定食屋になりたい」と話す。

　営業時間は17時～翌2時。定食の注文は24時まで。定休日は電話で確認できる。