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下北沢で映画「ユートピア」トークイベント 女子プロレスラーまなせゆうなさんら出演

左から、伊藤峻太監督、制作の湯浅志保子さん、主演の松永祐佳さん

左から、伊藤峻太監督、制作の湯浅志保子さん、主演の松永祐佳さん

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 下北沢の映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5、TEL 03-3414-0433)で5月19日、映画「ユートピア」のトークイベントが開催される。

映画「ユートピア」メインビジュアル (C) UTOPIA TALC 2018

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 同館で4月28日から公開されている伊藤峻太監督の映画「ユートピア」は、童話「ハーメルンの笛吹き男」から着想を得たSFファンタジー。構想から製作まで10年以上の歳月をかけて完成した。イベントでは伊藤監督、作品に出演している女子プロレスラーのまなせゆうなさんと俳優の地曵豪さん、アクション指導を行った伊藤啓太さんが、アクションをテーマにトークを展開する。

 伊藤監督は「まなせさんは、笛吹き師の一人を演じた作品でも重要な役どころ。アクションでは重みのあるキックを見せ、『本当に戦っている人』の身のこなしだった。地曵さんとは戦闘シーンがあり、武術の経験のある地曵さんがまなせさんのハイキックを受けてたじろいでいた。アクション指導の伊藤さんには、笛吹き師という特殊な役を表現するための型を考えてもらっている。アクションシーンがどのように作られたのか、トークでお話しできれば」と話す。

 トリウッドのスタッフの山本達也さんは「まなせさんは、北沢タウンホールで同日に行われる東京女子プロレスに参戦後に駆け付けてくれる。けがのないように、また試合で勝って来てほしい」とも。

 映画について「登場人物たちは『ユートピア』の正体を知った上で、どう生きるかという重要な選択を迫られる。作中に登場するのは架空の国だが、東京を透かして見ることができる現代の日本の映画でもあると思っている」と伊藤監督。

 山本さんは「『ユートピア』はインデペンデントでもここまでできるのかと驚かされる作品。VFXも監督自身が手掛けており、壮大な世界観でストーリーも複雑。見終わった後で『なんだこれ』という感覚に陥ってもおかしくはない。鑑賞後のトークイベントで監督がどのように考えて作っていたかという疑問が解けるのでは」と、来場を呼び掛ける。

イベントの開始は18時の回の終了後。チケット料金は、一般=1,700円、学生・シニア=1,200円、高校生以下=900円。イベント特別割(東京女子プロレス・北沢大会のチケット提示)=一般1,200円、学生シニア1,000円。火曜休館。

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