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世田谷代田駅構内に「小田急環境ルーム」 環境への取り組み紹介

小田急電鉄CSR広報部の北山明彦さん(左)と伊藤直子さん

小田急電鉄CSR広報部の北山明彦さん(左)と伊藤直子さん

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 小田急線の世田谷代田駅(世田谷区代田2)構内に3月24日、「小田急環境ルーム」が開設された。 

ツアー時には本物の主ハンドルに触れながら回生電力を学べる

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 「小田急環境ルーム」は、小田急電鉄が実施している省エネ化やエコ化など、環境に配慮した取り組みを紹介する施設。ソーラーパネルや自然換気、地中熱ヒートポンプシステムが設置されていることが分かる世田谷代田駅の模型や、複々線化によって地下トンネル区間としたことで踏切がなくなり、街が大きく変化したことが理解できるジオラマ、防音車輪などを展示する。

 環境負荷低減の取り組みでは、「太陽光発電は小田急電鉄の70駅中10駅に取り入れており、全駅に省エネ型券売機を導入したことで、1カ月あたり4000キロワットアワーの消費電力を削減している」と、同社CSR広報部の伊藤直子さんは話す。「東日本大震災がきっかけとなり環境に配慮した取り組みは加速した」と同社CSR広報部課長代理の北山明彦さん。

 1週間に2日程度、担当スタッフによる世田谷代田駅内の各施設案内や環境への取り組みを具体的に解説する動画の鑑賞なども含むガイドツアーを実施している。毎月1日に翌月末までの予定を公開、希望者は小田急電鉄のホームページから申し込む。受付は1人から10人まで。参加無料。

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