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三軒茶屋にワインバー、西麻布のイタリア料理店が新業態1号店

店長の熊谷貢さん(写真左)と料理を担当する原田浩史さん(写真右)

店長の熊谷貢さん(写真左)と料理を担当する原田浩史さん(写真右)

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 三軒茶屋に11月17日、ワインバー「Luna Piccola(ルーナ・ピッコラ)」(世田谷区三軒茶屋1、TEL 03-6805-4147)がオープンした。

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 同店はイタリア料理店「西麻布タニーチャ」(港区西麻布4)の新業態1号店。オープンのきっかけはオーナーの茶谷公一さんが「タニーチャよりも低価格でワインと料理を気軽に楽しめるバーを作りたい」と考えたこと。店舗面積は約6坪。席数はカウンター6席だが、立ち飲みスペースもある。白を基調とした店内には間接照明を設置し、「温かみある空間」を演出した。店長は自らを「寝ても覚めてもワインのことを考えているワイン好き」と話す熊谷貢さん。

 ワインはイタリアを中心に、フランスやチリなど世界中の銘柄を常時10種類取りそろえる。グラスワインの価格帯は500~800円。ボトルワインは2,800円~。そのほかグラッパ(500円)なども用意。

 フードメニューには「牛トリッパのトマト煮込み」「鶏白レバーのテリーヌ」(以上800円)、「おまかせの手打ちパスタ」(1,000円)などのイタリアの郷土料理を提供。料理を担当するのはイタリア・トスカーナで修行を積んだ原田浩史さん。化学調味料を使わず、ソースから全て手作りするというこだわりをみせる。

 同店ではメニュー表などにワインの銘柄を表記していない。「特定の銘柄を決めず、季節や気温、雰囲気に合わせていろいろなワインを仕入れている。銘柄を表記しないことで、お客さまから声をかけてもらえるきっかけを作りたかった」と熊谷さん。気分や好みを伝えれば、熊谷さんがワインを選ぶ。フードメニューもその日の仕入れやワインに合わせてこまめに変更しているという。「ワインとともに、一期一会を楽しんでもらえれば」と原田さんはほほ笑む。

 オープン以来、20代後半~50代まで幅広い年齢層が訪れている。熊谷さんは「ワインには人をポジティブにする力がある。お客さまにとって、明日へのパワーを養える場所を目指したい」と意気込みをみせる。

 営業時間は、月曜~土曜=18時30分~翌3時30分、日曜・祝日=17時30分~翌2時。

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