![2010年の初演「自慢の息子」の舞台写真(撮影=青木司)](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1333594404_photo.jpg)
駒場の「こまばアゴラ劇場」(目黒区駒場1、TEL 03-3467-2743)で4月20日から、劇団「サンプル」の第10回公演「自慢の息子」が行われる。
劇団「青年団」の松井周さんが若手自主企画公演を経て、2007年に独立するかたちで結成した同劇団。松井さんは、第7回公演「自慢の息子」が昨年の第55回岸田國士戯曲賞を受賞したことも話題となった。戯曲作品はこれまでフランス語やイタリア語などに翻訳されている。
同公演は受賞作の再演。「国」と「自分」の領土や境界線をテーマに、ある男がアパートにつくった独立国家を描く。そのアパートに訪れる母親や隣人など、さまざまな人々を巻き込んだ奇妙な同居生活が繰り広げられるストーリー。
公演は5月6日まで。開演時間や入場料は劇場の公式サイトで確認できる。チケットは、劇団公式サイトや各種プレイガイドで発売中。名古屋、三重、京都、北九州、札幌でも上演予定。