下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で7月28日から、「劇団500歳の会」の旗揚げ公演「いつか見た男達~ジェネシス~」が行われる。
今年50歳を迎える役者10人が集まって結成した同劇団。メンバーは、荒谷清水さん、池田成志さん、宇梶剛士さん、小川菜摘さん、金井良信さん、千葉雅子さん、中村まことさん、深沢敦さん、山西惇さん、渡辺いっけいさん。演出は、劇団「ピチチ5」の福原充則さんが担当する。
劇団「東京ヴォードヴィルショー」が1981(昭和56)年、1986(昭和61)年に上演して熱狂的な支持を得た作品を原作とする同公演。劇作家の千葉雅子さんの加筆を経て上演する。
かつて暴走族だった不遇な出生の男たちが、30年という時を経て集う同窓会を舞台にストーリーが繰り広げられる。見どころについて、福原さんは「人生の折り返し地点を“折り返し忘れた”、50歳の役者による炎の演劇。逆境の星の下に産まれ、苦労と苦闘を重ねて成長した男たちが、ぎこちない再会と濁った思い出話に足を取られながらも前へ進む物語を楽しんでもらいたい」と話す。
公演は8月5日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、全席指定で前売り・当日=6,000円。チケットは各種プレイガイドで発売中。