三軒茶屋の「世田谷パブリックシアター」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で8月24日から、舞台「英国王のスピーチ」が上演される。主催はギャガ(港区)とクオラス(品川区)。
同公演は、2010年に公開され、第83回アカデミー賞で作品賞など4冠に輝いた映画「英国王のスピーチ」の舞台版。日本でも、ギャガの配給により累計150万人の動員を達成した。史実をベースに、吃音(きつおん)症に苦悩する大英帝国の王子バーティ(ジョージ6世)が、第2次世界大戦を迎える国民を鼓舞するスピーチに挑む姿を描く。
バーティ役を東山紀之さん、バーティを支える妻・エリザベス役を安田成美さん、吃音症を治療する言語聴覚士ライオネル・ローグ役を近藤芳正さんが演じる。演出は翻訳劇も多く手掛ける鈴木裕美さん、上演台本は劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を主宰する劇作家の倉持裕さんが担当する。
公演は9月9日まで。開演時間は作品公式サイトで確認できる。入場料は、S席=1万1,000円、A席=9,000円。チケットは6月23日より、各種プレイガイドで販売。大阪でも上演予定。