下北沢の空き地で「シモキタ将棋名人戦」-保坂区長も参加

トーナメント出場者と観戦客

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 下北沢北口駅前の空き地で9月17日、縁台将棋大会「第1回シモキタ将棋名人戦」が開催された。

勝敗の判定を行う森内名人

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 下北沢の飲食店や企業、古着店などが常連客の中で最も将棋が強い人1人を選出し、トーナメント形式で競う同大会。第1回となる今回の優勝者は、洋食店「VARIE(バリエ)」(世田谷区代沢2)からの推薦を受けた佐野修さん。森内俊之名人との公開対局権とトロフィーが授与された。佐野さんは現在山梨県在住だが、以前下北沢によく足を運んでいたという。

 観戦者を含め、動員数は400人以上。トーナメント出場者は7歳から70代までの38人、1回戦には保坂展人区長も参加した。出場者の50代男性は、今回の大会について「面白い試みだと思う。参加してみたが、思ったよりも観戦者が多くて驚いた」と話す。当日は通り雨に見舞われ、下北沢駅前食品市場の焼き鳥店が雨宿り場所を提供する場面も見られた。主催者の一人で、ライブバー&沖縄ダイニング「Never Never Land」(北沢3)オーナーの下平憲治さんは「下北沢らしい街の温かさを感じた」と話す。

 今回の開催を機に、初めて下北沢に来た人も少なくない。観戦に訪れた30代の男性は「ツイッターで開催を知った。帰りにどこかの店に寄るつもり」と話していた。第2回の開催は来年を予定。「開催場所を下北沢全体に拡大し、より多くの方に楽しんでもらえれば」と下平さん。

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