![お菓子を受け取る子どもたち](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1383212949_photo.jpg)
下北沢で10月27日、「しもきたキッズハロウィン2013」が開催された。
小学生以下の子どもが下北沢の参加店舗を回り、お菓子をもらう同イベント。主催は、しもきた商店街による地域振興団体「下北沢大学」。2010年に第1回を開き、毎年参加人数を増やしてきた。今回は子ども1600人、大人の同伴者を含めると約5000人の来場があった(主催者発表)。
今年の参加店舗は「スターバックス下北沢店」「無印良品 下北沢」「とよんちのたまご」「青いレンガ」(以上、世田谷区北沢2)など79店舗。同イベントには「大人同伴」のルールがあるため、子どもたちが店を回る際に、その親も一緒に来店する。店側の狙いは消費対象者である大人に店を知ってもらうこと。昨年の開催では、イベントで訪れたうちの5%が顧客化した美容院もあったという。
主催者の一人である「下北沢大学」の鍛治川直広さんは「商店街の大人たちが地域に住む子どもの顔を覚えることで、街ぐるみの防犯につながる可能性もある」と話す。「地元の子どもが、下北沢で育って楽しかったと思える街にしたい。大人になったとき、自分の子どもも下北沢で育てたいと思ってもらえれば」とも。同日夜には、下北沢の活性化を目指す飲食店業者らによる「ヨクキタ!シモキタ!」による大人向けハロウィーンも開かれた。