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民謡やわらべ歌演奏のキヲク座、下北沢で初公演 菊地成孔さんも称賛

キヲク座。右から五味俊也さん、石山ゑりさん、勝尾祐介さん

キヲク座。右から五味俊也さん、石山ゑりさん、勝尾祐介さん

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 民謡やわらべ歌を現代風にアレンジした曲を演奏する「キヲク座」による「小さな秋の演奏会」が10月23日、下北沢ハーフムーンホール(世田谷区北沢4、TEL 03-6423-1126)で開催される。

キヲク座への参加条件は「眼鏡をしていること」。「小さい秋の演奏会」のパンフレットと同じポーズを再現してくれた

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 キヲク座とは、石山ゑりさん(ボーカル、鍵盤ハーモニカ)、五味俊也(しゅんや)さん(ピアノ・ドラム・パーカッション)を中心とした音楽プロジェクトで、イベントやライブに合わせて人数や演奏楽器が変わる。

 2015年12月にはアルバム「色あはせ」をリリース。「待ちぼうけ」「シャボン玉」などの童謡をアレンジした楽曲を収録しており、映画監督の堤幸彦さんや音楽家の菊地成孔さんなど著名人も称賛している。

 五味さんはキヲク座を「『ノスタルジーっぽい音楽』と言われたこともあってうれしかった。そういう雰囲気がベースにある」と話す。

 同公演では新曲を含む15曲以上を演奏予定で、「春夏秋冬メドレー」も目玉の一つとなっている。下北沢を舞台にライブを行うのは今回が初めてで、五味さんは「サブカルの中心地のため、多くの方に参加してもらいたい」と話す。

 今回ベースで参加する勝尾祐介さんは「2016年の集大成になるイベント。誰もが楽しめることと、攻めること。そのバランスが取れたものにしていきたい」と意気込む。石山さんは「今回ゲストに迎えるギタリストの亀坂英さんは、インディーロックの異端児と言われている『ツチヤニボンド』の方。パッと見た感じ、雰囲気が違うが、新たなキヲク座の一面をお見せしていきたい」と話す。

 12時30分開場、13時開演。入場料は大人=3,000円、子ども(3歳~中学生)=1,500円。月見団子付きで、食べながら鑑賞できる。

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