下北沢の下平さん、モナコ「バックギャモン世界選手権」で優勝

浴衣姿でトロフィーを持つ下平さん。同店では「しもへい」のニックネームで呼ばれることが多い

浴衣姿でトロフィーを持つ下平さん。同店では「しもへい」のニックネームで呼ばれることが多い

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 下北沢の再開発問題に取り組む団体「Save the 下北沢」の代表で、日本バックギャモン協会の会長を務める下平憲治さんが、7月13日にモナコで行われたバックギャモン世界選手権のダブルス部門で優勝した。

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 バックギャモンとは、ボード上で15個の駒をダイスで操り、ゴールさせる早さを競うゲーム。サイコロを使うために、思考力のほかに運の強さも勝敗を左右する。その歴史は紀元前3000年にまでさかのぼると言われ、現在の競技人口は3億人以上と推定されている。

 同大会は毎年7月の第2週にモンテカルロ市で開催。初級、中級戦もあり参加費を払えば誰でも参加することができる。33回目となる今回はリニューアルが行われ、個人戦以外にダブルスが新設された。参加したのは世界各国から32チーム。これまでに個人戦で日本人が優勝したことはなく、同大会で日本人として初の快挙となった。下平さんとペアを組んだのは、同協会に所属する東大医学部の鈴木琢光さん。

 21日には、下平さんがオーナーを務めるライブバー&沖縄ダイニング「Never Never land」(世田谷区北沢2)で祝賀会が行われた。優勝当日の13日が、ちょうど同店の30周年だったこともあり「30周年&しもへい優勝祝」と案内板が掲げられ、約100人が駆け付けた。

 優勝賞金は日本円にして約130万円。バックギャモンの普及に寄付する予定だという。下平さんは「一番街の水パイプ屋『シーシャ』ではバックギャモンを毎日やっているし、この店でもバックギャモンを教えることがある。これからも下北沢からバックギャモンを広めていきたい」と話す。

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