漫画家が即興で紙芝居をつくり、披露するイベント「紙-1フェスタ'09」が3月1日、下北沢南口のライブスペース「Live Bar 440(four forty)」(世田谷区代沢5、TEL 03-3422-9440)で行われる。
同イベントは、紙芝居をテーマに独自の表現を競う「紙-1グランプリ」のスペシャル版。2007年、2008年に都内で開かれたグランプリ大会は、観客の投票で優勝者を決定したが、今回は勝敗なしで行う。
参加者は、映画化された「恋の門」の作者、羽生生純さん、「青春☆金属バット」などの作品のある古泉智浩さん、歌人の枡野浩一さんとの「ニセ双子ユニット」でも活動する河井克夫さん、格闘技ファンとしても知られる花くまゆうさくさん、前回チャンピオンで「青春うるはし!うるし部」などの作品を持つ堀道広さんら漫画家のほか、落語家の川柳つくしさんら11人。
同イベントの見どころについて、主催の三本美治さんは「いかに誰も思い付かないことができるか。漫画雑誌『ガロ』が生まれた1960年代の文化のように、あらゆるジャンルの垣根を越えたフリーキーな空間を生み出したい」と話す。「今後、一般の方も参加できる『勝敗あり』の大会を開催予定」とも。
入場料は1,500円(ワンドリンクオーダー制)。開場=11時30分、開演=12時。チケットは残りわずか。当日は古泉さん、堀さんらのTシャツを販売する。