下北沢の駄菓子屋跡にエスプレッソ・カフェ-NYで活躍のバリスタが出店

オーナーの田中勝幸さんと千沙子さん

オーナーの田中勝幸さんと千沙子さん

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 下北沢北口に5月1日、エスプレッソ・カフェ「BEAR POND ESPRESSO(ベア・ポンド・エスプレッソ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5454-2486)がプレオープンした。

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 店舗面積は約6坪。店内に腰掛け用の簡易型のいすを用意するが、基本的にはスタンディング形式。60年間営業を続けてきた老舗駄菓子店「大月商店」の店舗を改装してオープンした。「その温かな雰囲気を大事にしたい」(オーナーの田中勝幸さん)と、ドアに明治時代のガラスを使うなど「懐かしさを感じられるようにした」という。カウンターにはコーヒー豆のほか、瓶に詰めたあめ玉やグミなどの駄菓子も並ぶ。

 メニューはエスプレッソ(290円)、カプチーノ(350円)、レッドアイ(480円)、「BPカプチーノ」(490円)など。テークアウトも可能。同じ一番街商店街内の「はらドーナッツ」(北沢3)で購入したものを店内へ持ち込むこともできる。

 田中さんは20年間ニューヨークでバリスタとして働き、昨年、ニューヨーク・タイムスで「洗練された味覚を持つ男」として紹介された。「下北沢は、毎日を忙しく過ごしている人が多いところがニューヨークのイースト・ビレッジに似ていると感じる。エスプレッソコーヒーと店内に流れる元気な音楽で、下北沢の人にとって『一日働くためのエンジンをかける場所』を目指したい」と話す。

 営業時間は8時~18時30分。火曜定休。グランドオープンは7月4日。

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