下北沢のアパレルショップ、池ノ上に移転-オーナーの芸人活動開始機に

写真はPINOさん。自ら商品の買い付けや製作を手掛ける

写真はPINOさん。自ら商品の買い付けや製作を手掛ける

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 下北沢南口のアパレルショップ「pray(プレイ)」(世田谷区北沢1、TEL 03-5454-9040)が10月1日、池ノ上に移転オープンした。

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 9月までの約3年4カ月、下北沢南口で営業を続けてきた同店。移転のきっかけは、オーナーの菊島忍さんが昨年12月にソニー・ミュージックアーティスツ(渋谷区)に芸人として所属することが決まったこと。それまでのように1人で店を運営することが難しくなり、スタッフの雇用と移転を決めた。菊島さんはこれからライブなど芸人としての活動と同店の経営を両立させる予定だという。菊島さんは「タレントになることが昔からの夢だった」と話す。芸名はPINO(ピノ)。

 新店舗は、住宅街の中に位置する建物の一角を使用。店舗面積は約6坪。店内は2階建てで、玄関から2階に上がるらせん階段、2階の店舗スペースにかけて商品を陳列する。店内には小さな机といす2脚も置き、利用客にドリンクサービスも行う。

 同店では、MALKO MALKAやWhere is your kid?などのアパレルブランド商品や、レディスとメンズの古着、リメーク、オリジナルの洋服や服飾小物を扱う。移転して間もないが、移転前からの常連客が多数訪れているという。

 菊島さんは「昔からの大切なお客さまはもちろん、地域の方にも利用してもらいたい。住宅街を散歩していて当店にたどり着いたお客さまは、隠れ家的なこの空間を楽しんでいただければ」と笑顔で話す。 

 営業時間は12時~20時。

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