下北沢南口に11月1日、英会話教室「ELCT」(世田谷区代沢5、TEL 03-6450-7920)がオープンした。
代表の立川哲平さんは大学卒業後、下北沢でバンド活動をする傍らバックパッカーとして海外旅行を重ねたが、語学力が足りず悔しい思いをしたこともあったという。その後、年間1千本以上の洋画を鑑賞したり、インターネットのポッドキャストを利用するなどして、独学で英語とスペイン語を習得。ロンドンにも2年間留学した。
立川さんは今年3月から下北沢の「ジャズ喫茶マサコ」(9月末で閉店)や「モワカフェ」(北沢2)などのカフェで、友人の外国人講師を日本人生徒に紹介するというスタイルで英会話教室を始めた。「カフェではレッスンの時間が限られてくる」(立川さん)という理由から、なじみ深い下北沢に教室を構えることになったという。ELCTは「English Learning Community Tokyo」の略。
授業料は1レッスン(90分)4,400円。入会金、教材費、キャンセル料金は無料。現在の生徒は約40人。講師はイギリス人、アメリカ人、スウェーデン人、韓国人など計10人で、英語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、モンゴル語などを教える。教室の面積は約23坪。民家の2階を2部屋の教室に改装した。生徒の9割が20~30代の働く女性。横浜、埼玉など東京近郊から通う人もいるという。
立川さんは「大手の英会話教室と違い、リラックスした日常の雰囲気の中、おしゃべりをする感覚で文法までしっかりと学べる。ビギナーから上級者の方まで大歓迎」と話す。