下北沢南口のカフェ&バー「BUG HOUSE(バグ・ハウス)」(世田谷区北沢2、TEL 090-6143-1632)で2月28日、着物フリーマーケット「Kimono my House(キモノ・マイ・ハウス)」が開催された。
主催者は着付け師の藤田真由美さん。銀座でホステスとして働いていたころに着物と出会い、着付けの勉強をスタート。着付け師となって3年が経つ。今では銀座で着付師として働きながら、コーディネートについてアドバイスする着物アドバイザーとしての活動も行っている。開催は9回目。
店内には藤田さんが独自のルートで手に入れたというアンティーク着物やリサイクル着物(ともに1,000円~)をはじめ、帯(1,000円~)や足袋(1,000円~)などが並ぶ。中には、藤田さんが作ったオリジナル帯止め(500円~)も。藤田さんは「着物には高価なものが多く、敷居が高いイメージがある。初心者の人でも洋服を選ぶ感覚で楽しんでもらえるように、値段を低めに設定した」と話す。
会場内には、着付けやヘアメーク、カフェのスペースも用意。着付けは、この日のために岩手県から手伝いに駆けつけた藤田さんの母が、ヘアメークはホステス時代の知人である佐田香織さんが担当した。今回新しい試みとして設けた、銀座の現役ホステスで開運カウンセラーの新音実彩(しおんみさ)さんによる占いブースは予約待ちが出るほどの盛況ぶりだった。
藤田さんは「わたしの体力が続く限り、月に1度は開催していくつもり。お客さまと着物との距離を縮められるきっかけになれれば」と笑顔を見せる。
次回開催は3月21日11時~。