下北沢に焼鳥店「三日月ロック」-元飲食店勤務の夫婦が独立開業

志賀さん一家。佳子さんの腕に抱かれているのは長女の未空ちゃん

志賀さん一家。佳子さんの腕に抱かれているのは長女の未空ちゃん

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 下北沢南口に6月15日、焼き鳥店「三日月ロック」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-2569)がオープンした。

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 店舗面積は7坪。席数はカウンター席、テーブル席合わせて14席。店内は木目調の家具をテーブルなどに使い、白を基調に仕上げた。

 志賀正寛さん・佳子さん夫婦で運営する同店。2人はこれまで下北沢の飲食店で共に勤務していたが、子どもが生まれたことをきっかけに独立。下北沢に10年以上住み、育児をしながら音楽活動も行う佳子さんは「下北沢にはバンドマンから演劇関係者まで知り合いも多く、気軽に打ち上げができる店を作りたかった」と話す。「子ども連れや家族でも立ち寄れるアットホームさも大切にしたい」とも。

 調理を担当するのは、ホテルの洋食レストランや焼き鳥店などで修行を積んだ正寛さん。メーンは群馬県産の榛名鶏を備長炭で焼き上げた「焼き鳥」(1本150円~)。塩はフランス産の「ゲランドの塩」を使う。このほか、熊本県産の「馬刺しの盛り合わせ」(1,200円)、その日の朝に直送される「美桜鶏の刺身」(580円)、店名にちなんで「月の形をイメージした」というボール状の「満月ポテトサラダ」(480円)、下北沢の卵専門店「とよんちのたまご」(北沢2)の「王卵」を使った「とよんちのたまご×ごはん」(480円)などを提供。ドリンクは生ビール(480円)のほか、焼き鳥との相性を考えてセレクトをしたというワイン10種類以上(ボトル1本=1,800円~)を用意する。

 「レストランの厨房にいたころは、料理を食べてくれるお客さんの顔が見えなかった。今は直接お客さんの顔が見えることがうれしい。みんなが喜んでくれるような、おいしいものをこれからもどんどん提供していきたい」と正寛さん。佳子さんは、店名の由来について、「夫の横顔が三日月に似ていたから」と笑う。「どんな顔をしているのか見に来てほしい」とも。

 営業時間は17時~翌1時。

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