下北沢でアニメーション作品「海からの使者」-初日にトークショーも

「氏ね! 逝ってよし!」など電脳空間にあふれる果てしない「悪意」と戦うのんちゃんの姿が描かれる

「氏ね! 逝ってよし!」など電脳空間にあふれる果てしない「悪意」と戦うのんちゃんの姿が描かれる

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 下北沢南口の映画館「トリウッド」(世田谷区代沢5、TEL 03-3414-0433)で8月21日から、アニメーション作品「海からの使者」が上映される。

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 同作品の監督・脚本・演出・作画・編集を務めるのは「のすふぇらとぅ」さん。のすふぇらとぅさんは、2000年7月にインターネット上で発表したショートアニメ作品「機動戦士のんちゃん」が話題となったことをきっかけに、これまでに40以上の作品を発表している。本業が別にあるため、「ハイパーアマチュアアニメ作家」とも呼ばれる。

 「海からの使者」は、2004年に発表された「雨に抱かれて」の続編。のすふぇらとぅさんの作品には一貫して「のんちゃん」というキャラクターが登場するが、「海からの使者」では、暴力が生む「究極の理不尽」と向き合う「のんちゃん」の心情が描かれる。劇場公開は、今夏、同作の完全版DVDの発売が決定したことを記念するもの。初日18時の回上映終了後には、アニメ評論家の氷川竜介さん、編集者の竹熊健太郎さん、イラストレーターのルンパロさんを招いたトークショーも予定。

 開演時間などは「海からの使者」公式サイトで確認できる。入場料は600円。初日18時からの回のみ、別料金1,000円。

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