下北沢に居酒屋「こけら」-地元居酒屋に15年勤務の男性が独立

カウンターからは店長兼オーナー、渡邊兼二朗さんの笑い声が響く

カウンターからは店長兼オーナー、渡邊兼二朗さんの笑い声が響く

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 下北沢南口に8月8日、居酒屋「こけら」(世田谷区北沢2、TEL 03-3413-3231)がオープンした。

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 店名の「こけら」は、魚のうろこを意味するほか、「こけら落とし」ともかけているという。店舗面積は19坪。席数はカウンター席とテーブル席、座敷席を合わせて37席。最大16人の宴会にも対応する。

 オーナー兼店長は35歳の渡邊兼二朗さん。世田谷区で生まれ育ち、幼いころから実家の近くにある鮮魚店「さかなや魚真」(宮坂2)に、よく遊びに行ったという。系列の海鮮居酒屋「魚真 下北沢店」(北沢2)で働き始めたのは21歳のとき。29歳から7年間は店長を務めた。「こけら」も、「さかなや魚真」から魚介類を仕入れる。

 渡邊さんは「魚真に入って3、4年目ころから、いつかは店を持ちたいと思っていた」と話す。オープンの経緯について、「渋谷などいろいろな場所で物件を探したが、空いていたのが下北沢だった。魚真と距離が近いので社長に話したところ、ありがたいことに『気兼ねしなくていい。お互い頑張ろう』と言ってくれた」とも。

 主に海鮮料理を提供する同店。日替わり海鮮メニューは「太ったイワシ」(480円)、カツオ(780円)、関アジ(980円)など、その日に仕入れた魚介類。このほか、「牛すじポン酢」(580円)、「野沢菜しらすチャーハン」(780円)、「あご一夜千焼」(380円)、「海老たっぷりコロッケ」(2個、780円)など。現在は和食がメーンだが、「今後、海鮮料理を軸に中華、洋食など、ひと手間加えた料理を展開していく予定」だという。ドリンクはビール(中ジョッキ=500円)、焼酎、日本酒(ともに550円~)、ワイン(500円~)など。

 営業時間は17時~翌0時30分。月曜定休。

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