![同公演のフライヤー](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1288706610_photo.jpg)
下北沢の南口の劇場「ザ・スズナリ」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-0511)で11月3日、「かもねぎショット」の公演「必ず訪れる日~石鹸工場~」が始まる。
かもねぎショットは、代表の高見亮子さんの「演劇作品」と、振付家・伊藤多恵さんが演出する「ダンス作品」を2本柱に、オリジナル創作を続けるアーティスト集団。作風について、高見さんは「演劇作品もダンス作品も、隣に住んでいそうな何でもない人たちのドラマに独自のスポットを当てて描く」と話す。
同公演は、せっけん工場を舞台に描かれるコメディー作品。高見さんは「ふがいない工場長が、せっけん工場という場の力と、工場で働く女性たちによってさえないなりの英雄になっていくまでの物語」と話す。これまで高見さんが演出を担当していたが、今回は劇団「テアトル・エコー」の永井寛孝さんが演出を担当した。「今回は劇作に集中するために、コメディーの演出が得意な永井さんにお願いした」(高見さん)という。
作品の見どころについて、「本人が気付いていない人間のこっけいさがたくさん描かれる。お客さまの数だけ笑いどころも多様なコメディーになっているので、それぞれの視点で笑っていただければ」と話す。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、一般前売り=3,500円、当日=4,000円。公演は今月9日まで。