下北沢の小劇場「楽園」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0903)で11月10日から、ユニット「ネオゼネレイター・プロジェクト2010」の舞台「THE MIDNIGHT SUN ~遥けき闇の果てで~」が上演される。
同ユニットを主宰するのは、日本演出家協会の理事・事務局長を務める大西一郎さん。公演ごとに役者を集めるプロデュース公演のスタイルで上演を行っている。大西さんは「学生時代から演劇を始め、何度か解散や活動中止を経て、劇団もプロデュースユニットに形を変えながら、それでも名前だけは変えずに20年間やってきた」と歴史を振り返る。今回の公演は、同ユニットの20周年記念公演の第2弾となる。
同作品は、7年前に起きた古代遺跡での殺人事件をきっかけに、その真相に巻き込まれていく人々の恐怖を描いた「ハードSFホラー」。見どころについて、大西さんは「まるでアトラクションのように劇場内を古代遺跡に見立てる。体感型の劇場SFホラーを楽しんでいただければ」と話す。
横浜と下北沢の2つの街を拠点とする同ユニット。下北沢について「アクセスが良いのが魅力。立地的に近郊の学生が訪れやすい街であることも、街の活力が保たれている理由では」とも。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=3,200円、当日=3,500円、中高生=2,000円。今月14日まで。