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下北沢に似顔絵専門店「カリカチュア」-浅草に続き2店目の実店舗

壁には多数の似顔絵が飾られている

壁には多数の似顔絵が飾られている

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 下北沢北口に12月10日、似顔絵の制作・販売を行う専門店「カリカチュア下北沢店」(世田谷区北沢2)がオープンした。

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 「カリカチュア」とは戯画のこと。同店では「カリカチュア」の表現方法を生かし、顔や体の特徴を強調した似顔絵を描く。運営は「カリカチュア・ジャパン」(台東区浅草1)。同社は似顔絵をその場で描く「ライブスケッチ」を行うブースや実店舗を東京や神奈川など11カ所に出店している。下北沢店は実店舗としては浅草本店(同)に続く2店舗目。

 店舗面積は14坪。約100点の似顔絵を飾る店内にソファ3席を設ける。料金は「顔のみ」(白黒=1,260円、カラー=1,890円/1人)や「体つきor背景アリ」(白黒=1,890円、カラー=2,310円/1人)のほか、ウエルカムボード(カラー=5,250円~)も。写真を基に似顔絵を描く場合は、500円の追加料金が必要。制作にかかる時間は約5~10分。

 同社社長のKageさんは33歳。20代のころにカリフォルニアで格闘家を目指したが、「体格が小さかったため」に断念。そのころ「カリカチュア」に出合い、魅了されたという。「カリカチュアは顔の特徴だけでなく、その人の雰囲気なども絵の中に盛り込むことができる。相手はもちろん、その背景にある思い出を主役として表現できるところに魅力を感じた」(Kageさん)。その後、アーティストたちからカリカチュアを学び日本で開業にこぎ着けた。

 同社では養成コースも開講しており、成績優秀者には同社への入社試験資格を与える。Kageさんは「絵を描くだけでは食べていけないという認識を変えたい。技術的なことはもちろん、能力を生かす方法を広く伝えたい」と話す。

 出店場所に下北沢を選んだ理由については、「下北沢には幅広いカルチャーを受け入れてくれるベースがあるように感じたから」。今後について、「下北沢の街の良さを似顔絵という形で発信していきたい」とも。

 営業時間は11時~21時。

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