人形作家のkinokosupaさんによる個展「KINOKOSUPA MARIONETTE」が4月17日より、下北沢のギャラリーGeki(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で開催されている。
同展は、ポストカードブック「KINOKOSUPA MARIONETTE」(日本文学館)の発売を記念したもの。うさぎやライオンなどの動物をモチーフに樹脂粘土や紙粘土で作られた30体以上のマリオネットや、指人形や個展の為に制作したというアニメーションが展示されている。展示物は実際に動かして遊ぶことができ、購入も可能。
kinokosupaこと三島ゆうきさんは、2年前にチェコを旅行した際にマリオネットと出会ったことがきっかけで人形制作を開始。「へんてこだけど憎めないキャラクターを作りたかった」という作品には一つ一つ名前が付けられ、どれも表情豊か。三島さんは「ギャラリーのGekiという名前から人形劇を連想し、ワクワクした。人形たちを色々な人に見たり触ったりして楽しんでほしい」と話している。
展示は同22日まで。5月には東京ビックサイトで行われる「デザインフェスタ」に参加を予定している。