三軒茶屋駅南口に3月9日、「らーめん香月(かづき)三軒茶屋店」(世田谷区三軒茶屋1、03-3418-2100)が移転開業した。
三軒茶屋店は2月29日に閉店した「恵比寿本店」が移転したもの。1975(昭和50)年に青山の屋台で開業し、渋谷の並木橋の店舗を経て、1987(昭和62)年に恵比寿本店を開業した。同店はラーメンファンの中で注目された「背油チャッチャ系」のはしりだという。恵比寿本店には遠方からの客も多く人気店だった。
移転の理由は、「家賃の高騰などが直接的な理由だが、友人の紹介で物件を内覧し厨房の広さが気に入った」と創業者の穴見勝喜さん。店の広さも恵比寿店に比べ広くなり、店舗面積は約30坪。席数はカウンター9席、テーブル28席。メニューはこれまでの店と同様、「しょうゆラーメン」「塩ラーメン」(以上800円)、「みそラーメン」(850円)など35年前から変わらないメニューが並ぶ。今後は「チャーシューふりかけごはん」(150円)などのサイドメニューの強化も予定する。
三軒茶屋店の営業について、穴見さんは「あの香月が三軒茶屋にできたと驚いてくれるお客さんも居てうれしかった」と話す。
営業時間は11時~23時。