下北沢南口に3月20日、カフェ「ブリキボタン」(世田谷区北沢2、TEL 03-3424-2002)がオープンした。
洋館のアトリエをイメージしたという同店。店内は、アンティーク調のボタンや糸巻き、ミシンなどをディスプレーする。店舗面積は19坪、席は全席ソファで、テーブル18席、カップルシート6席。
オーナーの松本健児さんは元会社員。「カフェ好きが高じて」同店を立ち上げたといい、「素晴らしい物件との出会いがあったため」下北沢への出店を決めた。同店は下北沢で1984年からコーヒー豆専門店を営む「コーヒーモルティブ下北沢」と同じビルの2階に位置し、ビル内にはほかに、バー「DUKE SALOON」など、「下北沢を代表するような名店が多かった」ことが理由だという。
メニューは、コーヒー(550円)やビール(600円~)をはじめ、特製カクテル「ブリキボタンカクテル」(750円)などアルコールも提供。フードは、冷ややっこの上にサーモンやクリームチーズをのせた「スモークサーモンと香味野菜の洋風冷ややっこ」(650円)や、豚をマリネして焼き数日間塩漬けにした自家製塩豚を使った「厚切り塩豚のグリル~焼きニョッキ・バルサミコソース~」(950円)など。昼は飲み物とサラダがセットになった「日替わりランチ」(950円)などのランチメニューも。
「ヨーグルトバナナのベイクドチーズケーキ」や「なめらかティラミス」(各550円)などデザート類も豊富にそろえる。
「24時まで営業しているので、夜中にカフェとして利用することもできる。誰もが羽を伸ばしてゆっくりできる店にしたい」と松本さん。「誰かの心に活力を与えられるような店にできれば」とも。
営業時間は12時~24時。