三軒茶屋の「シアタートラム」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で6月4日から、「世田谷パブリックシアター」が企画制作する公演「南部高速道路」が行われる。
国内外の小説から演劇作品を立ち上げる手法で多くの舞台作品を企画している同劇場。これまでにも、「エレファント・バニッシュ」(村上春樹)、「春琴」(谷崎潤一郎)、「アメリカ」(フランツ・カフカ)などを舞台化している。
同公演は、作品選定の段階から演出家の長塚圭史さんが関わった。原作は、アルゼンチンの作家、フリオ・コルタサルさんの幻想短編小説「南部高速道路」。とある日曜日の午後、理由のわからない渋滞に巻き込まれた人々の様子を幻想的に描く。出演は、5年ぶりの舞台出演となる女優の真木よう子さんら。
公演は6月24日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に=5,000円。チケットは、各種プレイガイドで発売中。