劇団「猫のホテル」は8月2日より下北沢の本多劇場(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で新作「電界」を上演する。
今回は、演劇をはじめテレビ・映画など幅広いフィールドで活躍するメンバー10人に加え、三谷幸喜さんが座長を務めた「東京サンシャインボーイズ」などで活躍した俳優の松重豊さんを客演に迎えての新作公演。同劇団は1998年ザ・スズナリで下北沢初進出となる「ノエル」を上演。今までに本公演を劇場「ザ・スズナリ」で12回行っているが、下北沢で最も規模の大きなホールとなる本多劇場では今回が初公演。同作は、同劇団の集大成となる作品だという。
下北沢での上演理由について劇団制作の那須みちのさんは、「下北沢には本多劇場、ザ・スズナリ、駅前劇場、OFF・OFFシアターなど個性豊かな劇場が多く、演劇文化が街に根付いているため。演劇が特別な存在ではなく街の要素の一つになっている」と話している。
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猫のホテル