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ヴィレバン下北沢店で「いか文庫」が「深海フェア」-DVD・書籍など販売

いか文庫店主(右)とヴィレッジ・ヴァンガード長谷川さん(左)。「深海をイメージして、ブルーのライトにした」と話す

いか文庫店主(右)とヴィレッジ・ヴァンガード長谷川さん(左)。「深海をイメージして、ブルーのライトにした」と話す

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 下北沢南口の「ヴィレッジ ・ヴァンガード下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3460-6145)で現在、「いか文庫」による「深海フェア」が開催されている。

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 「いか文庫」は、実店舗を持たずネット通販も行わない「エア本屋」。昨年3月に活動を開始し、書店や雑貨店の区画を間借りして独自にセレクトした本を販売している。過去には、新宿、吉祥寺、荻窪の書店などでセレクト販売企画を展開してきた。荻窪では、2カ月で約120冊の書籍を売り上げたことも。

 今回の販売場所となる同店の一区画では、同店の長谷川朗さんと、いか文庫店主が選定した、深海やイカ関連の書籍37冊と、約20種類の海にまつわる雑貨、DVD「NHKスペシャル 世界初撮影!! 深海の超巨大イカ」を発売。いか文庫店主は「長谷川さんとはもともと知り合い。上野・国立科学博物館の深海展の開催をきっかけに、深海魚にちなんだ書籍や雑貨を並べてはどうかと盛り上がり、実施に至った」と話す。長谷川さんは「書籍以外の雑貨なども扱えるヴィレッジ・ヴァンガードの特徴を生かせた」とも。

 いか文庫店主は「今回のフェアではDVDが目玉商品なので、入り口から入ったときに目に入りやすいようにレイアウトを意識した」と話す。「購入層は高校生の若者から50代までと幅広い。フェアを開始してから、1度に1万円分の書籍を購入してくれた深海マニアの方もいた」と長谷川さん。

 営業時間は10時~24時。7月31日まで。同27日には、下北沢のカフェ「esCafe」(北沢2)で、NHK「シリーズ 深海の巨大生物 伝説のイカ 宿命の闘い」をスクリーンで見るイベントの開催も予定している。

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