下北沢で現在、「下北沢カレーフェスティバル2013:破~下北沢からカレーが消えた日~」が開催されている。
下北沢のさまざまな飲食店が参加し、通常のカレーメニューやイベント限定カレーメニューを販売する同イベント。サブタイトルである「下北沢からカレーが消えた日」の意味について、同実行委員会の西山友則さんは「たくさんの人にカレーを食べてもらい、10日間のイベント終了後には下北沢の街にはカレーは残らない、そんな思いを込めている」と話す。参加店舗は開催間際まで増え、過去最多となる76店舗が参加している。「下北沢カレーマップ」の配布数は2万部を超えた。
開催直後の3連休中、「茄子(なす)おやじ」(代沢5)や「Cafe&Bar BacXus」(北沢2)は昼過ぎにカレーが売り切れとなり、「46ma」(北沢2)では連休明けに提供できる分がなくなるなどの盛況ぶり。4日で20食を完食する参加者も現れ、「サンデー・ジャポン」(TBS系)や「news every」(日本テレビ系)などのテレビの取材も相次いでいる。
盛況の理由について、西山さんは「カレーがおいしいのはもちろん、店の人が一緒に告知してくれたことや、お客さまがSNSで投稿してくれたことが大きな要因だと思う」と話す。
期間中、「カレーが一番似合う女性」をコンセプトとしたミスコンも開催する。19日は「代沢地区会館」(代沢5)で羊毛フェルトクラフトを使ったワークショップ「カレーまんと一緒にカレーまんを作ろう!」も開催予定。参加店舗やイベントの詳細は「I LOVE下北沢」のサイトで確認できる。10月20日まで。