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代田橋にシチリア料理店-シェフは「無二路」の重康彦さん

左から、同店のシェフ重康彦さんと、オーナーの大塚政美さん

左から、同店のシェフ重康彦さんと、オーナーの大塚政美さん

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 代田橋南口の井ノ頭通り沿いに2月27日、シチリア料理を提供する「Prugna(プルーニャ)」(世田谷区大原1、TEL 03-6750-2242)がオープンした。

同店でしか飲めない「吟醸」と「梅のしずく」

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 経営は「ムニロフェイス」。同店のシェフは、かつて同じ場所にあったイタリア料理店「無二路(ムニロ)」の元シェフである重康彦さん。重さんは、イタリアのシチリアに留学後、「無二路(ムニロ)」のシェフとして2006年までの9年間勤務した後、独立。渋谷にシチリア料理店「アルキメーデ」(現在は閉店)を立ち上げた。

 「無二路(ムニロ)」のオーナーである大塚政美さんは、重さんが去った後、「疲れてしまったから」と2012年に店を閉じた。その後は店舗を貸し出していたが、「いろいろなシェフとタッグを組んできたが、もう一度重さんと店をやりたい」と思い、新しい店を立ち上げないかと持ちかけたという。店舗面積は30坪。席数はカウンター12席、テーブル34席。

 メニューは、「ウイキョウのサラダ オレンジドレッシング」(880円)や「赤エビの香草パン粉焼き 桜エビのクスクスを添えて」(1本=680円)、「絶品!トマトソースパスタ」(50グラム=880円)、「本日の煮込み」(1,080円~)など。ガトーショコラ、ミルフィーユなど、3~4種から選べる「本日のデザート」(600円)も。

 ドリンクは、「グラスワイン」(500円~)や「ビール」(600円)以外に、島根県の酒造メーカーである酒持田本店が同店のために製造した日本酒「吟醸」や、日本酒から作った梅酒「梅のしずく」(各1,800円)など。パスタ、デザート、コーヒーがセットになった「女性おひとりさま限定コース」(2,000円)も。ランチタイムは、3種から選べる「ランチ」(890円~)が用意されている。メニューは季節によって異なる。

 同店のメニューについて重さんは「おいしいものを少しつまんでお酒を飲むスタイルとした」と話す。そのため、1皿ずつの量を減らし、さまざまな味を楽しめるよう価格も抑えた。来店客は40~50代が中心だが、「少量ということを気に入ってくださってか、60~70代の方も多く来店される。そのため、テーブルにはフォークやナイフ以外に箸も置いている」(重さん)。今後については、「お持ち帰りができれば。近隣に住む一人暮らしの方や、ホームパーティーを開く方の役にも立てるのでは」と大塚さん。

 営業時間は17時~23時(ランチタイムは11時30分~15時)。チャージ料は300円。月曜定休。

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