下北沢南口の「駅前劇場」（世田谷区北沢2、TEL 03-3414-0019）で4月18日から、演劇ユニット「日本の30代」の第1回公演「十二夜」が行われる。

　2012年に松尾スズキさんが演出した舞台「ふくすけ」に出演していた同世代の役者たちで結成された同ユニット。メンバーは、「大人計画」の平岩紙さん、少路勇介さん、「はえぎわ」の竹口龍茶さん、町田水城さん、鈴真紀史さん、「毛皮族」の羽鳥名美子さん、延増静美さんら。ユニットについて、平岩さんは「小劇場で何となく近い畑でやってきた近い世代の集まり。ふくすけで共に芝居をして、単純に合体したら面白いと思った」と振り返る。

　第1回公演の演目はウィリアム・シェイクスピアの喜劇「十二夜」。「同じ路線を延長するのではなく、皆が想像できない芝居にしたい。お客さまも演者にも想像できない世界を見せたい」と平岩さん。演出は文学座の鵜山仁さん。

公演は今月28日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。前売り券は、自由席＝3,300円（当日3,500円）、指定席＝3,800円（当日4,000円）。チケットはプレイガイドで発売中。