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下北沢で別役実さん作の不条理劇「天才バカボンのパパなのだ」「ハイキング」

前回公演「ナカフラ演劇展」の舞台写真(2012年)

前回公演「ナカフラ演劇展」の舞台写真(2012年)

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 下北沢南口の「シアター711」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-9711)で現在、中野成樹+フランケンズの新作公演「天才バカボンのパパなのだ」「ハイキング」が行われている。

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 主宰の中野成樹さんを中心に、2003年に結成された同劇団。シェイクスピア、モリエール、チェーホフなどの海外戯曲を大胆にアレンジする翻訳劇で注目を浴びる。近年は翻訳劇のほかにも、商店街でのドラマリーディング、児童館での演劇、路上・電車内などで「見えない場所」での演劇活動に取り組んでいる。

 同公演は、文学座アトリエで上演された、別役実さん作の不条理劇「天才バカボンのパパなのだ」(1978年)、「ハイキング」(1984年)の2作品を、中野さんの新たな演出で交互に上演する。「天才バカボンのパパなのだ」は、とある場所に赴任してきた警官が、そこに住むバカボンファミリーに翻弄(ほんろう)される物語。「ハイキング」は、目と足が不自由な娘が両親と夜中に電柱脇の道でハイキングをする物語。

 7月15日まで。2作品の公演日程、開演時間などは劇場のサイトで確認できる。入場料は、前売り・当日共に3,500円。チケットは公式サイトで発売中。

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