下北沢周辺で10月26日、ハロウィーンイベント「シモキタハロウィン2014」が開催された。主催は下北沢の活性化を目指す飲食店業者らによる「ヨクキタ!シモキタ!」。
今年で6回目となった今回、当日は晴れで最高気温24度と天候にも恵まれた。15時から行われた「ハロウィンフェスティバル!」には多くの子ども連れも参加。魔女や人気キャラクターなど、思い思いの格好で街行く人の目を楽しませた。
家族4人で参加した世田谷区在住の饒村晃一さんは「昨年、友人に誘われて参加した『下北沢キッズハロウィン』が楽しかったので、今年もそろそろだなと思って調べ、友人ら4家族と参加した。今年もとても盛り上がっていて、お菓子をくれる店の皆さんもとても優しかった。子どもたちも大喜び。近くに住んでいるのに下北沢にあまり来ていないのはもったいないから定期的に来ようと思った」と話していた。
19時からはメーンイベントとなる「ハロウィーン仮装パレード!」が行われ、事前に申し込んだ500人の参加者が南口周辺を練り歩いた。観客の中には外国人観光客らしき姿もあり、工夫を凝らした扮装(ふんそう)や参加者のポージングに歓声を送っていた。
同団体代表の伊藤英樹さんは「パレードの参加チケット500枚は申し込み開始後、すぐに完売した。キッズコンテストの参加申し込みも30組の募集枠に100組以上の応募があり、当日の問い合わせも多かった。昨年から、しもきた商店街主催のキッズハロウィンと同時開催しているため、相乗効果でにぎわっている。特に今年は若い女性の参加者が増えたように感じる」と話す。「参加者から『下北沢なら仮装をして歩いていても恥ずかしくない』という感想を頂いた。来年も開催予定なのでさらに盛り上げていきたい」と意気込む。