下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で5月16日から、劇団カムカムミニキーナの2015年本公演で25周年記念企画となる「スワン・ダイブ」が行われる。
1990年に主宰の松村武さん、俳優の八嶋智人さんら、早稲田大学演劇サークル「演劇倶楽部(くらぶ)」のメンバーを中心に旗揚げした同劇団。今年で結成25周年を迎える。結成当初からハイテンションかつテンポのある笑いで人気を博し、近年では「古代日本人の精神性を掘り起こす」という新たなテーマに基づく作品を展開している。
同公演は、父子、母子、2人の兄弟を軸に3000年という時を超えて巡る家族の因縁の物語。古事記神話をさかのぼる日本の源が描かれる。出演は、劇団員のほか、武田航平さん、明星真由美さん、村岡希美さん(ナイロン100℃)、福田天球さんら。
東京公演は同24日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。全席指定で、入場料は平日=6,000円、土曜・日曜=6,300円。3月20日に各種プレイガイドで発売する。