下北沢で7月9日~12日の4日間、下北沢音楽祭が開催される。主催は下北沢に複数ある商店街・町会・ライブハウスなどが参加する下北沢音楽祭実行委員会。
今年で25回目を迎える同祭。「北沢タウンホール」(世田谷区北沢2)やライブハウス「CLUB Que(クラブキュー)」(同)、路上の特設ステージなどでプロ・アマを含めた複数のアーティストが同時多発的にさまざまなパフォーマンスを行う。前年は約2万4000人が参加した。
今年は新たに「中通りステージ」を設け、屋外特設ステージが7つになった。25周年企画イベントとして、演劇ユニット「黒鯛プロデュース」によるライブと演劇を融合したパフォーマンスと、紙芝居プログラム「クラシック・ラウンジ」を実施する。
これまで昭和女子大学がデザインしていた同祭のフラッグは、25周年を記念して、「クラブキュー」の店長である二位徳裕(にい・なるひろ)さんがデザイン。このほか、下北沢南口商店街振興組合の「渉外事業部アイコンアーティスト」として、イベント期間中、さまざまなシチュエーションで参加するベーシストのKenKenさんのフラッグも商店街に掲出する。
同祭の事務局を務める世田谷区北沢総合支所地域振興課の淵浪(ふちなみ)のぞみさんは、「テーマである『異世代共存響声』にふさわしく、今年も10代から70代までが、プロ・アマ問わずさまざまなパフォーマンスを行う。下北沢に住んでいない人たちにも、この街に来てよかったなと思ってもらえるようなイベントにしたい」と意気込む。
詳細はホームページで確認できる。