日本最大のあみぐるみ展示会として各地を巡回中の「あみぐるみコレクション2017」が、東京では12月9日~11日の3日間、下北沢の「スペーススプラウト」(世田谷区北沢2)で開催される。
あみぐるみは、毛糸などの編み物で作られたぬいぐるみ。動物や人を模しながら、ふわふわした完成形のかわいらしさが人気を集めている。「あみぐるみコレクション」は2001年に開催された「あみぐるみ40人展」をスタートとして、今回で22回目。2011年の第16回からは複数エリアで開催されるようになり、今回は下北沢のほか京都と札幌でも開催。
「あみぐるみコレクション2017」は、日本中のあみぐるみ作家54組の作品が一堂に会する大規模な展示即売会。テーマ別の作品コンテストも開催されており、今回のテーマは「犬」。日本あみぐるみ協会代表の市川みゆきさんは「コンテストの投票は会場だけでなくウェブでも受け付けており、SNSを活用してのライブ中継など、会場に来られない方にも楽しんでもらえるよう工夫している」と話す。
会場では展示即売会のほか、ハマナカ(京都市)が編み物を楽しむために行っているイベント「あみだおれフェス」ともコラボ。参加者は初心者用、あみぐるみ好き用、教えられる人用、いずれかのシールを衣類に貼ることで、相互に交流してあみぐるみ作りに参加するきっかけ作りができる。
開催時間は12時~18時(10日は10時から、最終日は16時まで)。入場無料。問い合わせ先は日本あみぐるみ協会(TEL 03-3468-21479まで。