下北沢の人気エスニック料理店で落語の独演会―桂南なんさん招く

店内はメキシコ遺跡をイメージした内装。エスニック料理をメインに提供している。

店内はメキシコ遺跡をイメージした内装。エスニック料理をメインに提供している。

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 下北沢南口のレストランバー「mother's ruin」(世田谷区北沢2、TEL 03-3412-5318)で11月17日、真打の落語家桂南なん(かつら・なんなん)さんを招いて落語の独演会を行う。

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 「落語 桂南なんを下北沢で聞く」と題された今回の催し。開催のきっかけは、同店のオーナーの山崎さんが8月に北沢タウンホール(北沢2)で行われた「通好み!下北寄席」で、南なんさんの落語に感銘を受けたことに始まる。「下北沢だからこそ、落語を身近で体験できる良い場を提供できる」(同店スタッフ)との思いから、南なんさんを招いた。演目は当日の「お楽しみ」だという。

 同店はオープンして16年。姉妹店の「MOTHER」(代沢5、TEL 03-3421-9519)は1972年から続いており、どちらも「音楽が聴けて、気軽に楽しめる店」がコンセプト。今回のほかにも、ベリーダンスやレゲエ、ロックなど、これまでさまざまなイベントを行っている。

 同店スタッフの鹿内香織さんは「今まで落語という世界をまったく知らなかったので、直接目にすることができるとは思わなかった。落語は年配者のものだと思っていたが、落語が好きだと答えてくれる若いお客様もたくさんいて驚いた」と話している。

 当日は18時開場、19時開演。「木戸銭」は2,500円+1ドリンク。

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