NPO法人「4connection」(世田谷区代田6、TEL 070-5559-0361)の下北沢の事務所で6月1日、同法人と世田谷区世田谷保健所が企画する世田谷区高校生食育プロジェクトの第2弾「世田谷高校生カフェプロジェクト」の試食会が行われた。
今年1月から2月にかけて行われた第1弾「朝食ノート」に続く今回は、「下北沢で模擬的な『カフェ』を運営して、高校生のための栄養バランスメニューを開発しよう!」という呼びかけから始まった。参加者が、高校生が必要とする栄養やそのバランスについて学び、同年代の高校生に向けて食の大切さを伝える存在にもなってもらおうという趣旨。同法人代表の中川さんは「未来につながるような経験になることを期待している。真剣に取り組む高校生の姿勢に、大人も良い影響を受けている」と話す。
この日は、区内の高校3年生2人が参加。自ら提案した、ストレス減退と運動による疲労の回復というテーマごとのメニューに取り組み、東京医療保健大学3年生の皆吉さん、浜中さんらのサポートを受けながら、トルティーヤ、生春巻きなど10品を約2時間で完成させた。
参加者の一人、菅原理乃さんは「将来、栄養士になることも考えているので、この経験が役に立つと思う。本番では、よりスムーズに準備して、お客さんをもてなす余裕を持ちたい」と抱負を話す。
カフェは6月7日夕方、同事務所内に予約制で開く。今回の成果を報告するフリーペーパー「COME+CAMU PAPER」は夏に配布予定。
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