下北沢に韓国の焼き菓子「ホットック」専門店-トッポッキ、コーン茶も

「ありがとうございました」とコーン茶とお釣りを差し出すアルバイトの女性。ホットックは店頭の鉄板で焼き上げる

「ありがとうございました」とコーン茶とお釣りを差し出すアルバイトの女性。ホットックは店頭の鉄板で焼き上げる

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 下北沢南口に5月25日、韓国で人気の焼き菓子「ホットック」を扱う「ホットック Factory」(世田谷区北沢2)がオープンした。

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 店長は韓国出身の康倫碩(かん・ゆんそく)さん。7年前に来日し、専門学校で日本語や経営学を学びながらアルバイトで開業資金を貯めた。来日する前は南大門市場にあるホットック店に勤務し、のれん分けのかたちで日本に店を開いたという。

 ホットックは、小麦粉を使った直径13センチほどの焼き菓子。黒砂糖・シナモン・松の実・ピーナッツ・ひまわりの種・カボチャの種・ゴマなどたくさんの穀物が入っており、日本のおやきを平たくしたような形をしている。中には黒みつが入っているが、甘すぎない味わいが特徴。「韓国では知らない人のいない、若者からお年寄りまで幅広く愛されているおやつ」(康さん)だという。1枚200円。

 同店ではこのほか、韓国の屋台では定番のもちの煮込み料理「トッポッキ」(400円)や、ころもにサイコロ状に切った芋が付く「手作りアメリカンドック」(300円)なども販売。テークアウトで利用する客が多いが、約6坪の店内には5席のカウンター席も設ける。

 南口商店街に面する店舗前では、珍しそうに足を止める買い物客も多い。「ちょうどいいから食べてみようか」と財布を取り出すカップルや、自転車で通りかかり「コーン茶」(100円)を買う女性の姿も見受けられる。

 康さんは「日本ではまだ知らない人も多いが、一度食べたら癖になる味。ぜひ試してみて」と話す。営業時間は11時~21時。

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