下北沢に新たな多目的スペース-キャパ90人、演劇発表の場に

客席は段上になっており、公演中にはベンチが並ぶ

客席は段上になっており、公演中にはベンチが並ぶ

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 下北沢南口に6月4日、多目的スペース「Geki地下liberty」(世田谷区北沢2、TEL 03-3413-8420)がオープンした。

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 同館の運営は、飲食店や雑貨店などの運営を手がけるリバティフィール(北沢2)。同社が多目的スペースをオープンするのは、「しもきた空間リバティ」に続き2館目。同社自社ビルの4階が「しもきた空間リバティ」で、「Geki地下liberty」は地下1階に位置する。

 「しもきた空間リバティ」は半日から1日単位でのスペースの貸し出しを行っており、お笑いライブなどでの使用が特に多いという。「Geki地下liberty」は対照的に1週間以上の単位で貸し出しを行っていく予定。同館の「小屋番」多賀谷忠生さんは「主に劇団などが演劇を発表する場になるのでは」と話す。

 収容人数は約90人。ステージの面積は約7.5坪。内壁は黒一色。6月4日~6日に開催されたこけら落とし公演では、「しもきた空間リバティ」を過去に使用した人を集めて「こけら落とし小屋番プレゼンツ」を行った。

 多賀谷さんは「この空間にあるのは可能性のみ。どんな場所になっていくのかは、この場を使う人がどのように輝いてくれるか、それによると思う。ステージに上がる人や裏方の人々が自由に使ってくれればそれでいい」と温かい笑顔を見せる。

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